アイ・アム・レジェンド

1月3日(木)、映画見てきました。
ウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」。
映画館で見た予告に興味を持ったのですが、
感想はイマイチでしたね^^;

物語は、癌治療の新薬として開発された
新種のウィルスが原因で、人類が死滅した近未来。
たまたまウィルスに免疫を持っていた
ウィル・スミス演じる主人公が、
誰もいなくなったニューヨークで、
孤独と闘いながら、ウィルス治療薬の開発に
奮闘する姿を描いています。

この手の設定は昔からよくありますね。
古くは角川映画の「復活の日」とか、
新しい所でも「バイオハザード」シリーズなど。
この物語の原作は、1954年に発表された
「I am Legend」という小説で、
映画化されるのは今作で3度目との事。
初回に映画化されたのは1964年。
40年以上も昔になります。

以下はネタバレも含みますのでご注意を。

1964年の作品は原作に忠実です。
ウィルスに感染した人間は完全に死ぬ訳ではなく、
吸血鬼としてよみがえるのです。
夜行性で昼間は活動出来ず、にんにくが苦手で、
胸に杭を刺されると死んでしまう。
そう、吸血鬼そのものです。
ただ、こうもりにはなりませんし、
通常の人間よりも動きが鈍いのです。
死者がよみがえり、動きが鈍い点から、
「ゾンビ」の原点とも言われています。

ただ一人生き残った主人公のネヴィルは
吸血鬼が寝静まっている昼間に、
杭を胸に突き刺し、吸血鬼を退治していくのです。
最終的には、ネヴィルは吸血鬼に捕らえられ、
処刑されてしまうのですが、
ただ一人生き残った人間であるネヴィルは、
映画を見ている我々には普通の人間ですが、
吸血鬼にとっては、ネヴィルこそ化け物なのです。
人間=正義、吸血鬼=悪とか、
昼間に行動する=正常、夜行性=異常みたいな
通常の価値観が、完全に逆転した訳です。
現代の「I am Legend」とは、自分(ネヴィル)こそ、
吸血鬼たちにとって「伝説の怪物」なのだ、
と主人公が悟る事を表しているようです。

で、今回の作品はどうかと言うと、
この「Legend」の解釈が随分違ってます。
「アルマゲドン」的な仕上がりです。
そういった点で、めっさ普通です。
殺伐としたニューヨークの景観や、
CGを駆使して描かれた超人的な動きをする
ウィルス感染者(ナイトシーカー)の映像は
目を見張る物があります。
ただね、それだけなんですよね。
上映時間の関係かもしれませんが、
ウィルスが蔓延しパニックに陥る様子は
ほんの少ししか描かれていません。
それを補うための無人のニューヨークの
映像なのでしょうが、妙にピンときません。
それなりに楽しめますが、そこまでです。

最近のハリウッド映画ってこんなん多いですよね。
いわゆる超大作って感じがありません。
期待が大きかっただけに、がっかりです^^;

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