寝ずの番

画像ドイツ行きの機内
で見た「寝ずの番」
のレビューです。
中島らも原作で、
監督は俳優の
津川雅彦さんが、
マキノ雅彦の名前
で初メガホン。
主演は中井貴一さん、共演には堺正章さん・岸辺一徳さん・
長門裕之さん・富士純子さんなど錚々たる顔ぶれ。

で、ストーリーはと言うと、
上方落語界の重鎮・笑満亭橋鶴が物語の冒頭で他界。
残された弟子たちが通夜の晩に蝋燭に火を灯しながら、
師匠との思い出話に華が咲き・・・、と言った内容。

ここで笑えるのが、とにかくその突拍子もない師匠とのエピソードと
シモネタ満載の洒落っ気たっぷりの会話です。
冒頭の師匠の臨終の際の様子がまた最高。
弟子が師匠に「思い残すことは無いですか?
何か最後にやっておきたい事は?」と尋ねると、
師匠曰く「そそが見たい。」と。この言葉に一同ビックリ。
しかし、師匠の最後の願いだから何とか叶えてやりたい。
そこで、兄弟子の橋次は中井貴一演じる弟弟子の橋太に
「お前、ちょっと家へ帰って、嫁さんを説得してこい。」と・・・。
木村佳乃演じる橋太の妻の茂子は、もちろん大激怒。
しかし、師匠の最後の願いと「どうせ見るなら美人のおそそが・・」
の言葉を意気に感じた茂子は、意を決してパンティーを脱ぎ、
師匠の枕元に立って、スカートをめくり上げるのです。
事が終わって、兄弟子の橋次が師匠に「どうでしたか?」と問うと、
師匠は「アホウ、そそやない、外が見たいんや。」と・・・。
その3分後に師匠が他界する訳です^^;

で、この映画機内で見たのですが、
この場面でさらに笑えたのが、英語の字幕です。
この場面をどのように英訳してるのかなと見ていたのですが、
師匠は「sea」が見たかったのですが、弟子は「pussy」と聞き間違うのです。
お分かり頂けましたか?

ま、全編このようなシモネタ満載で、クククと笑ってしまいます。
お馬鹿な感じの映画ですが、物語後半の堺正章と中井貴一の
三味線での艶歌合戦は、流石かくし芸の帝王と思わせる熱演。
面白くてちょっぴりセツナイ、けど、TVでは決して放送出来ない、
映画らしい映画に仕上がっています。

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