ワールドユース(モロッコ戦)

記事が前後しましたが、6月22日早朝に行われたワールドユースのモロッコ戦。
結果は0-1の負けで、決勝トーナメントの初戦で日本は敗退しました。
時折、モロッコの個人技によるカウンターはあるものの、日本は有利に試合を進めていました。
この日はカレンロバートが絶好調。シュートがポストとバーに阻まれる不運で得点は出来ず。
結局、ロスタイムに自陣での不用意なミスパスから得点を許し負けました。
モロッコは身体能力が高い選手が多く気の抜けない相手でしたが、
勝てない相手ではなかったと思います。

今大会を通じて思った事がいくつかあります。まずは中心とされた平山の伸び悩み。
身長があり、打点の高いヘディングは得点の期待大だったのですが、
結局、今大会の4試合で彼の得点は初戦の1点のみ。
周りのマークがきつかったとは思いますが、正直期待外れです。
モロッコ戦でも惜しい場面は何回かありましたが、シュートが枠に行かない。
楔を受けて反転しながらのシュートなど、容易なプレイではありませんが、
あれで得点取れなければ、正直厳しいです。
また、中心選手と目されていた割には性格がおとなしいのか、
周りの選手を引っ張っていくような気概が感じられませんでした。
彼の特徴は、やはり日本人離れしたその体格。
そして、その身長に似合わず、足技も器用な点だったと思います。
しかし、それも日本レベルでの話のようで・・・。
彼が今後プロのサッカー選手として世界の舞台で活躍するには、
もう一度フィジカルを磨きなおす必要があるのではないでしょうか?
当たり負けしないための筋力、そしてFWに必要な瞬発力。
1日でも早くプロサッカーの舞台で、この辺を磨くべきだと思います。

もう一つのこのチームの問題点は、平山に限らず、リーダーシップを取れる選手がいない事。
フル代表の宮本や中田のように、声を出してチームを鼓舞する選手や、
チーム全体をまとめ上げる選手がいなかった事も、この結果に繋がった原因だと思います。

最後にこれが一番大事なのかもしれませんが、個人個人の相手と戦う姿勢。
1対1の場面で相手をぬき去ってやろうという気持ちが弱い気がします。
DFラインでボールを回しているうちに、相手FWに突っかけられてピンチになる場面がたびたび。
また中盤でフリーになり、前にスペースがあってもドリブルで進もうとしない。
サイドで敵と相対した時に、すぐに横にはたいてしまう等。
終始、積極的に仕掛けていたのは家永と前田ぐらいではないでしょうか。
精神面の弱さが、何回やっても同年代の韓国代表に勝てない理由ではないでしょうか。

指導者の立場の姿勢もどうだったのでしょうか。とにかく決勝トーナメントに進んで、
1試合でも多く選手に経験をつませる事が最優先だったようです。
そのために予選の3試合で序盤から相手の出方を伺う事が多く、
自分たちの持ち味が発揮できず、常に序盤は押され気味で先制点を許す展開。
後半に良い攻めを見せるものの、同点に追いつくのがやっとって試合が続きました。
欧米や南米の諸国と比べ、格上のチームとのマッチメイクが難しい日本にとって、
今大会は本当に貴重な大会だったのでしょう。
実際、オランダとの1戦は非常に有意義だったと思います。
しかし、この年代だからこそ、結果だけにとらわれる必要は無かったと思います。
むしろ3連敗でも良いから思い切ってプレイして、現時点でどのプレイが世界に通用して、
どの面が駄目なのかを確認できればOKだった思います。
今朝行われたA代表のブラジル戦がそうであったように、
自分たちの最も得意な面を前面に押し出し、その結果どのような試合が出来るか。
今回の試合を踏まえた上で、北京オリンピックに向けて何を行うべきなのか、
それを探るための指導が必要だったのではないでしょうか?

最後にもう一つ。期待していた本田が初戦のオランダ戦だけの出場にとどまった点。
これが個人的には一番残念でした。ほとんど何もさせてもらえないまま交代。
その後、自信を回復させるためのベナン戦・オーストラリア戦では起用されず。
自信を無くして帰国し、クラブでも不調に陥るのではないかと心配です^^;
有言実行でマスコミに対しビッグマウスとも思われるコメントを行う事で、
逆に自分にプレッシャーをかけ、そして結果を出してきた彼の事です。
今回の経験を糧として、更なる成長を見せてくれる事を期待しています。

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